高校の化学の授業
先日、難しい遺伝子の本を読んでいるミツル君に
遺伝子の最小単位について聞かれたので
熱心に化学の授業をした訳だ。
私は遺伝子の化学式を見るや否や
まずは原子について流暢に解説することにした。
物質の最小単位、陽子と中性子、それを回る電子、
原子の質量は陽子と中性子の和と考えてよく、
陽子と中性子は常に同じ数であること。
そのようなことから化学式まで図を描きながら一気にしゃべり、
そんな素晴らしい自分に酔いながら
10年前に学んだことをすらすらしゃべれる自分に対して
私ってなんて偉いんだ、なんて思っていた。
しかし、実際のセンター試験の成績では化学の点数が一番低かった。
というのも受験に必要なのは生物だったから化学は切り捨てた、
という理由があったのだが、
本当の所、私のクラスの担当だった船木先生の言動があまりにおもしろくて、
船木先生が今日何をしたか、何をしゃべったか、
というどうでもいいことをノートの余白にメモすることに一生懸命だったからだ。
「人の話を聴け!」と言って、足を同時に踏み鳴らす、
といった突飛な行動、
「家で梅酒を作ってはいけない、でも、作ってるけどね」
といって予想外にハニカム笑顔。
私は船木先生が中学からの同窓生の母親とも知らずに
必死にメモしていた。
他のクラスの化学の先生は、ずんぐりむっくりした体型で
あだ名がモル(moll)の男の先生だった。
モルについて習う前からモルというあだ名がついていることについて、
私は、さすが進学校だ、と思っていたが、
長年いる先生だからあだ名も受け継がれているらしかった。
モルがうらやましくもあり、そうでもなかったりもした。
そんなことを考えていたら今日の夢は高校の部活の夢だった。
部活の友達には個人的に会う事はできても、
もう、あの場所であの年齢で午前練をしたあとに
輪になってお昼ご飯を食べることはできないんだな、
と思った。夢は貴重だ。
理系だということを思い出したので
数に関することをちょこっと始めようかと思っているこのごろです。
のぶちゃんよろしくね。埼玉君ありがとう。











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