漫画家のいえ
先日のちいちいとそのちゃんの結婚式はとても楽しかったです。
席札と席次表はあくまでも頼まれたから作ったものであって、
他に何かサプライズなものをプレゼントしたい、と思っていました。
そこで思いついたのが色紙です。
似顔絵を丸2日かかって描いたのですが、
ちょっと思うことがたくさんあって楽しかったので載せておきます。
文房具好きのための内容になってます。
似顔絵を描く当日、家にそのちゃんが来たので、
それとなく好きな漫画をリサーチすると
『ハチミツとクローバー』『パラダイスキス』等でした。
パラキスの絵で二人の似顔絵を描くのはかなり難しいので、
今回はハチクロ風に仕上げることにしました。
テーブルには小学校の頃からコツコツ集めている画材、というか
なぜか捨てないで取っておいた画材たちがごっちゃり。
あとは、ハチクロとか、結婚情報誌とか見本を広げておきます。
手の届く範囲で並べてあります。もちろん床にも。
ここに猫がいたらさぞかし歩くのが大変だろうし、
何事だろう?といつもと空気が違うのに気づいてニャーニャーなくことでしょう。
それを一人想像しながら描いてました。
お茶を飲みつつね。
小学校の頃は漫画家になろうと思ってた時期もあったので、
その時に自分ができるありったけの情報を持ち寄って、
漫画の描き方を覚えていました。
今回はそれらを懐かしいなぁ、と思い出しながら、
本格的な、一番時間がかかる方法で描いていきました。
下書きはマルマンのクロッキーブックにしました。
下書きの絵ができたらその紙の裏面を5Bなどの芯が柔らかい鉛筆で塗ります。
下書きした紙を色紙に重ね、絵を上からなぞって色紙に転写します。
下書きでは似てたのに色紙では似てない、など、悩みがいっぱいです。
絵の付け足し、修正を色紙に直接鉛筆で書いていきます。
消しゴムを使う場合はティッシュできれいに払います。
下書き完成です。
緊張のペン入れに入ります。
使うペンはPIGMAの0.1と0.3です。
0.1は髪の毛やまつげ、服のしわを、0.3は輪郭など使い分けます。
PIGMAはとてもすばらしいペンで、耐水性、耐光性です。色褪せません。
ペンの使い分けも描きながら思い出しました。
消しゴムをかけてペン入れ完成です。
似てなかったらどうしよう、などと、この辺でもドキドキします。
ここまでが徹夜の作業1日目でした。気がついたら朝でした。
描いてて、自分がこれほどまで真剣に集中する作業は他にないな、
と、思い出しました。
勉強でも仕事でもこれほどまではありません。
小学校の頃に漫画家をあきらめたのは、
「OLの漫画を描くにはOLになってみないと描けない。」
と思ったからで、学校卒業と同時に漫画家はないな、
と見切りをつけたからです。
小学生ながら安易な考えでした。実際は取材とかいろいろあるのに。
2日目は色塗りです。主にヌーベルカレーパステルと色鉛筆を使いました。
他の紙に色を試しながら色紙に塗っていきます。
薄い色はまだいいとして、濃い色を塗るときは緊張します。
わざわざカレーパステルをカッターで削って別の紙に乗せておき、
それをティッシュで取って色を塗っていきます。
パステルブラシではたいて馴染ませたりもします。
若干、消しゴムが効くので、はみ出した部分を消したり、
髪にホワイトを入れたりします。
色鉛筆はSTAEDTLERのergosoftと日本の伝統色シリーズを使っています。
どちらもそんなにおススめではないです。
STAEDTLERは芯が硬いし、日本の~はノベルティーでいただいたものだし。
最後にコピックで字を書き入れ(これも緊張!)
パステル定着スプレーをベランダで噴射して、乾かしたら完成です。
ハチクロっぽいつもりが、『恋愛カタログ』みたいになっちゃったかな。
ほっぺの線を多くしてチークを多めに入れたところが
私的にはハチクロっぽいと思っていますが、何か?
コピックは数本しかありませんが、たくさん欲しいです。
話がちょっと変わって、
先日、叔父さんと会食した時に万年筆の話で意気が合い、
なんと、おじさんのコレクションからモンブラン万年筆をくれました。
本当に郵送されてきてびっくりしました。
私は文房具好きが一人歩きしてる気がしてたけど、
ちいちいとそのちゃんの結婚式で絵を描いてみて、
本当に必要だから文房具を集めていたことに久しぶりに気がつきました。
モンブランはすごく高い文房具なので
私が自分で買った分も合わせて2本も持っていることはとても変なのですが、
コレクターではなくて人のために生かせる使い方をしたいな、と改めて思いました。
ちなみに、おじさんの万年筆はペン先がF(細字)で私が欲しかったものでした。
キャップがスクリュー式ではない所がレアモノです。歴史の産物だそうです。
ブラックのインクに続いてブルーブラックを買おうと思います。
ここは一つ、叔父さんのお父さんである私のおじいちゃんに手紙を書こう、
と考えている所です。
何はともあれ、結婚式当日に披露宴の時から立ち回り、
親戚を始めほぼ全員から色紙にメッセージをもらえたことが嬉しかったです。
そして、オタクとしてしか描くことができなかった幼少時代の自分の努力に感謝しつつ、
こんな絵でも趣味とか特技として生かせるようになった大人の自分が喜ばしいです。
ひさしぶりにがんばったー。
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コメント
わぁ~~


最近ミクシー開いてなかったら全然読んでなかったよ
すごい、わたしが帰った後に描いてたんだねw
そんな忙しいなか嵐のようにお邪魔してしまって申し訳ない。
本当にありがとう
すっごいすっごいうれしかったよぉ
投稿: sono | 2009年5月29日 (金) 12時32分
>sonoちゃん
そのちゃんが帰った日が夜中まで集中して
取り組める日だったから、
前からその日に決めてたんだ。
好きな漫画まで聞けると思わなかったから
私としてはラッキーでした☆
また遊ぼうね~。
投稿: miffuu | 2009年6月 1日 (月) 18時59分